ブログ再開2006/09/18 23:45

ある日の空
 昔から日記にしても小遣い帳にしても、毎日つけるものが苦手です。

 記録をつけるのは楽しいのですが、途中で一日でも抜けてしまうと、「抜けた日の分も書かなきゃ」と思って、それが雪だるま式に膨れ上がって、気がつくと何週間、何ヶ月もたっているのです。
 HPの更新も、頼まれたビデオのダビングも、全部同じ原理で、宿題ばかりが増えていってます。
 そうして何ヶ月もたってようやく、どう頑張っても穴埋めできなくなって初めて、諦めがついて新しい日記をつけたりし始めるのです。ビデオのダビングなどは諦めたりはせずに、とにかくしなくちゃと思いつづけています。

 ものの本や各種の日記系ツールのドキュメントを見ると、そういう強迫観念こそがよくないということで、「全くそのとおりです」と言うしかありません。
 でも自分の感じたことや考えたことを人に伝えたいと思って始めたブログですから、少々穴が開いても、長く続くことの方が大事だなと思います。
 「思います」なんて書いてしまいましたが、そう思ったのはこれを書いているまさに今、書きながら思ったのであって、4月からさっきまでの数ヶ月間は、「書かなかった日のも書かなきゃ」と思いつづけていたのでした。

 ですが折角そういう境地に至ったのだから、これからは書けない日があったら、その日の分は後から書き足したりしないという方針で行こうと思います。
 4月までのブログでは、ことがらが起こった日のページに後から書いた場合に、「この項○月○日」などと書いた日を記入したりしてましたが、そういうのも今後はしない方針で行きます。
 もし過去のことを書く場合も、常に書き込む日のページに書き込むことにします。

「上野耕路」「DearWoman」「ピンキリ」2006/09/19 12:39

 先週カーラジオで、きぐるみの「たらこ、たらこ、たらこ」を初めて聞いたときは、こんな電波ソングがリクエストされるなんて、と思っていたら翌日もリクエスト。何でもチャートの上位にいるらしい。
 でじっくり聞いてみると、間奏のフレーズが何かに似ている。
 そうだゲルニカだ。
 ということは上野耕路作曲か?
 何しろゲルニカの二枚目の「新世紀への運河」のなかのどれかの曲(三曲目あたりの曲)に、メロディといい音色といいそっくり。あの哀愁を感じさせるメロディにアナログシンセの音使いは上野耕路に間違いない。
 そこで、グーグルで調べました。
 「きぐるみ」
 「きぐるみ たらこ」
 「たらこたらこたらこ 上野耕路」
 「たらこたらこたらこ 作詞 作曲」
 結局上野耕路作曲とわかり一安心。

 生徒の質問で「ピンからキリまで」ってどちらが上ですか。というのがあって、ピンが一の意味だというのは知っていたので、そちらが上だとは思ったのですが、グーグルで調べました。
 「一をピンと言う」
 「一 ピン ポルトガル」
 「キリ 語源」
 で解決。

 体育祭の緑ブロックの振り付けがどうにも気になったので、使用した楽曲のPVを探してみる。多分ジャニーズ系だというのはわかるので、YouTubeで
 「タッキー 翼」で検索すると二曲がヒットし、そのPVを見たのですが、どうも違う。
 そこで覚えていた歌詞で検索。
 「ようこそ日本へ ありがとう」
 そこで歌詞検索サイトの、SMAPのDearWomanがヒット。
 そこでPVも見れたので見ると確かにあの曲だ。
 続いてYouTubeで「SMAP DearWoman」で検索。
 PVだけでなく音楽番組が何本かヒット。
 そこで映像を見たのですが、どうやら体育祭の振り付けのほとんどは生徒のオリジナルのようだということがわかりました。
 いい振り付けなので今度教えてもいたい。

ダンス同好会新設か?2006/09/20 09:53

 現在2つの高校に掛け持ちで行っているのだが、そのもう一つの学校には今までダンス部はなかった。

 ただダンスの好きな人の多い学校で(ダンス好きがダンスを発表できる機会のあると言うべきか)、文化祭のクラス発表でステージ部門のダンスを選ぶクラスが今年は6クラス(16クラス中)あったし、体育祭の応援合戦のダンスはどのクラスも熱心に取り組んでいる。

 今までダンス部ができそうでできなかったのだが、それは担当する教員がいなかったりもあるし、そもそも、もともと体操部があるので、体を動かすのが好きな人は体操部に入っていたりといろいろ理由がある。

 部活ができる条件は、6人以上の部員、顧問を担当する教員、活動場所。今のところこの三つともクリアーしている。
 部員6人のうち兼部が多いのは仕方がないかもしれないが、できてしまえば募集して増すという手もある。
 顧問は1年の先生で今年の文化祭でダンスを発表したクラスの担任の先生。実はこのクラスは僕も7月から色々見ていて、一番深く関わったクラスの一つである。
 そして活動場所はアリーナという場所があるのだが、現在使われていない日があるので多分可能。

 あとは書類を書いて生徒会に提出して、その後は審査を待つということになるのだが、果たして認められるのか…。以前もどこかで書いたが、もともと学校というところは新しい部活を創ることには消極的なものなのだ。

 もしも同好会ができたとしたら、ダンスの指導をよろしくと昨日2年の生徒に言われたのだが、果たしてできるのか不安と同時に楽しみである。この学校はとてもダンス部向きの学校で、お祭好きの雰囲気もよいし、発表の場もいろいろ開拓できそうである。近隣に交流できる学校もある。

 とは言え課題も多い。僕自身が2校ダンス部掛け持ちというのはかなり大変だし(あ、でも逆に2校で交流とか合同練習とかも可能かも…)、今までのノウハウをどれだけ短期間で効率よく生かして、部活の形を整えるかという問題もあるし。

 妄想はどんどん広がるばかりである…。

ダンス(うらじゃ)の出演依頼2006/09/21 14:23

 9月20日
 部活で生徒から聞いた話ですが、市内(去年までは町内)で毎年行われている産業祭というイベントに、うらじゃを踊ってくれないかという依頼が市議会議員の方から来たそうです。何でもタウン情報誌で見たとのこと。

 時間は15分で、場所は学校から歩いて5分の広場です。日時は10月の最後の日曜日。

 「地元のイベントに出る」というのがダンス部の活動の方向性だと思っていたので、願ってもない話です。早速話を進めることにしました。
 15分あればうらじゃ以外にも3作品くらい見せられます。かなり楽しみです。

ダンス部文化祭合宿2006/09/24 22:39

 22(金)~23(土)とダンス部の合宿だった。

 5月以来で今年度二度目の合宿である。
 金曜からの合宿は初めてで、授業が終ってからになるので、1日目は実質何もできない。2日目は丸々創作である。
 文化祭前のこの時期に合宿するのも初めてである。

 今年の鴨高祭は始動が遅く、ようやく曲編が終った作品もあり、振り付けが半分終っているチームが一つのみ。後は3分の1しかできていない。
 鴨高祭のブロックの応援やステージの振り付けもダンス部員が頼りにされるので、両立もなかなか大変である。
 そういうわけでかなり不安ではあるが、学校のなかに自然に溶け込んでいる感じがするので、部活動としてまずまずなのではないだろうか。

 1日目はレクでバレーをやる。

 夜中に男子の先輩4人が来て練習して行く。23日に岡山武道館で2on2のブレイキンバトルがあるらしくて、それの練習。
 僕もリョウスケから動きを二つ教わる。六歩からフロアーに入るやり方と、六歩からマカコに入るやり方。

 2日目は各チームに分かれてひたすら創作。午後、それぞれのチームを見て回ってビデオ撮影。

 久々に動いたからか、帰ったらぐったりで今日は1日体が痛いです。
 もう少し普段から動かねば。

モダンダンス発表会代表者会議と就実大公演2006/09/24 22:52

 今日は来月岡山市で行われるダンスの発表会の代表者会議。

 朝は爆睡していてモーニングコールで目覚めて、慌てて出かけるありさまでした。
 会議は照明合せの時間順を決めたたり、チケットを配布したりです。
 全部で15チームいるので、なかなか大所帯ですが、バラエティに富んだステージになります。
 今年は、というか今年も作品の出品はせずに、舞台監督のみでの参加です。

 帰りに12月にある就実大学の公演への参加の打ち合わせ。
 「休憩」がテーマなのだが、1人で出るのは作品創りが大変なので、誰か出る人がいればと思っていたら学生が参加してくれることに。で、ベンチを使って男女4人で作品を作ることにしました。
 自分の作品を創るのは久々なので楽しみ。後は時間をちゃんと確保することですね。
 まずは曲探しをしなくては。

ダンスの映画、ドラマ、TV情報2006/09/24 23:00

 ダンスを「生の公演を見る」という以外の方法で人に伝えるのは難しい。
 だから映画もドラマもTV番組もビデオも少ない。

 ビデオは、最近でこそ見かけるようになったが、ここ2、3年のことである。それも教則用のビデオがメインである。
 多分ビジネスとして成り立たないというマーケットの狭さと、そもそも映像にするのが難しいという両方があるのだろう。
 あとは音楽著作権の問題。日本の法律だと、著作権をクリアーするビデオを造るととても割高になるらしい。
 だから、ダンサーが実際に踊った時に使った曲ではなく、後から同じテンポの著作権フリーの曲を吹き替えた物になってしまう。

 さて、そんな中、久々のダンスのドラマ「ダンドリ」が先日最終回を迎えました。この作品は第一回目から見ていて、まずまずのできだなと思っていたのでした。ダンス以外の横軸をどうからめるかがポイントですが、商店街を守る母親や、舞踊の跡取の顧問など、一工夫あっておもしろかったです。

 そして、現在公開中の映画「バックダンサー」。
 実はまだ見に行けてないので、水曜に見に行く予定。1日1回とか2回しか上映してくれないという時点で、先行きが不安ですが、とにかく見てからまた感想を書きます。

 昨年「少年チャンプル」が終了して残念に思っていたら、10月から「スーパーチャンプル」として復活とのこと。岡山でもまたやってくれるかな…。

 NHK岡山放送局の夕方の「きびきびワイド」に県内の五つの高校が日替わりで出演することに。10月2日~6日です。

「アシナガグモ」2006/09/24 23:26

アシナガグモと網(中心が穴があいている「無こしき網」が特徴)
 うちの庭にはたくさんの「クモの巣」がある。実は巣ではなく網というらしいのだが、とにかくたくさんある。ほとんどはコガネグモのもので、たまにゴミメッキグモなどという珍しいものもいる。

 今年、生まれて初めて水平に網を張るクモを発見した。

 普段見慣れているコガネグモは垂直に網を張るので、それが普通だと思っていたので、ちょっとした衝撃である。彼女は何のために水平に網を張るのか。

 そこで、同僚の生物の先生に聞いてみた。すると人ずてに分かったのは「タナグモという種類のクモは水平に網を張る。落ちてくる獲物をキャッチしやすいから」。
 なるほど、確かに落ちてくるものをキャッチするために水平に網を張るというのは、かなり合理的だ。

 そこでグーグルで調べてみました。

 タナグモはどうも網の種類が違うようです。
そこで、
 タナグモ 巣の写真で調べますが、そもそもクモの形がずんぐりしていて、印象が違います。この辺まで調べて、「タナグモ科は多分違うだろうな」と思いました。

 そこで、  クモ 水平の網で調べるとウィキペディアのページがヒットして、判明。

 いわゆる「クモの巣」型の網を円網というらしい。
 そして、垂直の張るのはコガネグモ科に多く、水平に張るのはアシナガグモ科に多いらしい。

 というわけでアシナガグモの仲間らしいです。

 それにしてもクモの好きな人は結構いるようで、ブログに観察日記をつけている人もいます。

 実は小さい頃から僕はクモが苦手でした。
 今もそんなに好きなほうではないのですが、コガネグもはなぜか気に入っているのです。きれい好きで巣をいつでも手入れしている様子が美しいからかもしれません。

NHKの下見2006/09/27 10:05

NHK岡山放送局「ひかりの広場」
 9月25日(月)
 14時にNHKに行き光りの広場を見ました。
 来週の月曜から金曜まで、きびきびワイドに色々な高校のダンス部が出演するので、それの会場下見です。
 場所はやや狭目で、しかもカメラから数メートルは下がらないと全身が映らないので、正味6m四方あるかないかくらいでした。

 今回の企画は実はかなり画期的なことです。高校生のダンスがテレビに出るなんて、昔では考えられなかったからです。次第に世間に受け入れられ認められてきたということだと思います。

 もし今回の放送でより多くの人の眼にダンスが止まり、よく受け止めてもらえたらと思います。また局内でも評価されれば、将来は単独の番組になることもあるかも知れません。
 そう考えると、下手なダンスは見せれないなと思います。

 下見の後は、色々と県内のダンス事情について雑談して時間を過ごしました。

文化祭の前日の練習2006/09/27 10:24

夜の体育館
 9月26日
 今日が文化祭の本番の高校があって、その高校のダンス部では毎年前日から合宿練習をしています。
 そこにお邪魔するようになって今年で3年目になりました。

 20時から21時まで衣装を着て2回通す予定だったようですが、実際には20時15分から22時15分まで衣装なしで1回通して終りました。
 この日にやらなくてはならないことは、「場当り」「照明係の練習」「出ハケの練習」それらをふまえた上での「通し練習」と、盛りだくさんです。少しでも事前にできることは済ましておいて、段取り良く進めなくてはなりません。なかなか大変だと思います。

 この日僕がダメ出ししたのは次のようなことでした。
 まず、どんなステージにしたいか聞いたら
「30分あきさせない」とか「盛り上がる」と言ったでそれに対して

・客を意識すること(手前の客も一番後ろの客も)
・顔の表情に気をつけること
・体を止めること、止まっているときの意識
・曲による気持ちの違いをはっきりさせること

その上で

・ステージに出ている間は全てダンスだから、どの1カウントも、どの1秒も隙のないように、体のどのパーツもおろそかにしないように
・自分が誰より一番カッコイイ、かわいいと意識するように

そういった緊張感を持ちつつなおかつ

・リラックスして楽しんで踊ること

これはとても難しいですが、そのためには何度も踊るしかないですね。技術は簡単には身につきませんが、意識は一瞬で変われます。

 そんなことを話しました。