「アシナガグモ」2006/09/24 23:26

アシナガグモと網(中心が穴があいている「無こしき網」が特徴)
 うちの庭にはたくさんの「クモの巣」がある。実は巣ではなく網というらしいのだが、とにかくたくさんある。ほとんどはコガネグモのもので、たまにゴミメッキグモなどという珍しいものもいる。

 今年、生まれて初めて水平に網を張るクモを発見した。

 普段見慣れているコガネグモは垂直に網を張るので、それが普通だと思っていたので、ちょっとした衝撃である。彼女は何のために水平に網を張るのか。

 そこで、同僚の生物の先生に聞いてみた。すると人ずてに分かったのは「タナグモという種類のクモは水平に網を張る。落ちてくる獲物をキャッチしやすいから」。
 なるほど、確かに落ちてくるものをキャッチするために水平に網を張るというのは、かなり合理的だ。

 そこでグーグルで調べてみました。

 タナグモはどうも網の種類が違うようです。
そこで、
 タナグモ 巣の写真で調べますが、そもそもクモの形がずんぐりしていて、印象が違います。この辺まで調べて、「タナグモ科は多分違うだろうな」と思いました。

 そこで、  クモ 水平の網で調べるとウィキペディアのページがヒットして、判明。

 いわゆる「クモの巣」型の網を円網というらしい。
 そして、垂直の張るのはコガネグモ科に多く、水平に張るのはアシナガグモ科に多いらしい。

 というわけでアシナガグモの仲間らしいです。

 それにしてもクモの好きな人は結構いるようで、ブログに観察日記をつけている人もいます。

 実は小さい頃から僕はクモが苦手でした。
 今もそんなに好きなほうではないのですが、コガネグもはなぜか気に入っているのです。きれい好きで巣をいつでも手入れしている様子が美しいからかもしれません。

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