近藤良平さんのワークショップ2006/02/20 23:30

今日から倉敷で、コンドルズ主宰近藤良平さんのワークショップが始まる。 今日と明日が「基礎編」で来週と再来週が「創作編」の全6回。40人ほどのメンバーはズンチャチャ、岡大、就実大などほとんどがおなじみの顔。近藤さんに加えて藤田さんも来られていた。実は近藤さんのWSに参加するのはこれが三度目で、岡山にいながら随分とお世話になっている。

今日の内容はこんな感じ、

19:00~19:30…トーク

  • コンドルズ認知度、ダンス経験、WS経験…

19:30~20:30…前半

  • フロアーで柔軟
  • 2人組みで直行して、下がうつぶせ上が仰向けに寝転がり「ローラー」
  • 2人組で向かい合わせにうつぶせに寝転がり両手を繋いで「横転」
  • 2人で向き合って座り、両足の裏を合わせて両手を繋いで、「足を上」「足を手の外」「体を引き寄せて背中を床につけて密着」「再び足を手の内側に揃えて垂直」「横転して背中合わせに正座」
  • 同じことを4人でやる(ただし最後の正座はなし)
  • 2人で「正座」から一人がもう一人の上を後転して降りる→その人をもう一人の足の上でヒコーキで支える(4人組みで補助しながら)
  • 2人で同じ向きに体操座りして、ゴロンと後転して宇宙に行く(4人組で補助しながら)
  • 1人で足を前に伸ばして座り、そのまま手でキープ→体を後にもっていきうつぶせに
  • 1人で「地面に刺さった人」
  • 1人で首抜き
  • 2人で体操座りの膝の上にもう1人が倒立(4人組で補助しながら)

20:40~21:30…後半

  • (1234)(1234)(1212)(1234)のリズムを役割を決めて
  • 単純で軽快なステップ
  • 「アイーダ」

 

というわけであっという間の2時間半でした。終ってから毎度思うのは、他人にコントロールされる心地よさ。また明日も楽しみ。

それにしてもこのところWSがおおいです。先週は行けなかったけどカズヒロさんのブレイキンのWSがあったし、その前は桜井さんのレクチャーとWSがあったし。岡山もダンス人口は確実に増えてますね。グーグルからはまた消えた。う~んわからん。

武道ダンス大会2006/02/13 23:50

 今日は武道ダンス大会の日でした。

 4年前(つまり赴任した最初の年)にも見に行って、その時はいくつか面白いアイディアのクラスがあって、楽しみにしていたのでした。が…。  今回はちょっと期待はずれでした。製作日数が少なかったせいもあるかもしれないのですが…。

 やりたいことは、とても面白くそのあたりの着想のアイディアはユニークなチームが多かったのですが、問題はそれをいかにダンスの作品として創作するかですね。体育の授業作品なので、あまり高度なことを期待するわけではないのですが最低限次のようなことに気をつければ作品がよくなると思いました。

内容にあった曲選び

 深刻な内容の時には緊迫感のある曲。楽しげな時にはうきうきする曲など、曲のイメージは大切。

役割と関係をはっきりさせる

 今回はストーリーのあるミュージカル風味の作品だったのですが、誰が何の役なの、関係はどうなのかが見ていてわかりにくかったので、話の流れが見えないところがいくつもありました。仲がいいのか悪いのか、などが動きや体の向きなどから、見ている人にわかるように演出することが大切です。

照れずに踊る

 舞台に上がる時には、成り切ることがとても大切。やるからには中途半端にならないように、大げさなくらいに徹底的にやりましょう。その勢いが見ている人に伝わります。

表現したいキャラクターや情景にあった動き

 実はこれが一番大切で一番難しい。  「木」とか「小人」はまだ何とかなるのだが、では「アリス」をどう動き分けるのかというのはなかなか大変です。でもこれを研究することが言ってみればダンスの創作ということで、一番楽しい部分でもあります。  時にはパンをこねる人だけではなくこねられる生地になる人がいても面白いです。

 とまぁいろいろ書いてきましたが、授業のダンスの創作は時間も限られていてなかなか大変だと思いますが、ダンス部員のように毎日の様にダンスをしていない分、発想が広がりやすいし、新しい面白い作品が期待できます。  来年に期待したいです。  発表会の最後に、ダンスの授業の担当をされているT先生から講評を求められて、恐れ多くもドキドキしながら、上に書いたようなことを言ったのでした。

国体のための創作2005/05/15 15:00

 午前中は国体の「収穫」セクションの創作の日でした。

 今年は岡山国体があります。国体の開会式の式典ではダンスの作品が上演されるのですが、県内の様々なダンスや体操や新体操やバトンなどに携わる人が参加して作品を創り上げます。
 このうち、高校のダンス部が集合して作るパートは高校生が踊るのですが、県内のモダンダンスや現代舞踊の関係者が集まって創作するパートがあります。就実大学が中心となって創作している「豊かな収穫」というパートがそれなのですが、色々な縁があって僕自身はそのパートに参加することになっています。

 4月10日から創作を開始していて少しずつその形が見えてきているのですが、今日は、4分少々の作品うちの3分の1がほぼ明らかになりました。最初の走り込みの仕方や、中ほどの振付、そして後半の移動などが徐々に決まりつつあります。
 ただ、本番の桃太郎スタジアムは、普段練習をしている、就実大学体育館アリーナの3.5倍あります。移動時間も3.5倍程度かかるはずで、そのあたりの様子の違いを把握しながら動きを考えなくてはならないので、大変です。

 出来たところまでをビデオで撮影したので、これからその内容を解析して、実際のモモスタでどの程度移動の時間などがかかりそうかなどを計算して、次回の練習の参考資料にするのが僕の役目。
 物理が専門っていうことは、ダンス的にはそういうことなのだなぁとしみじみと感じています。自分としては当たり前のことをしているつもりなのですが。

 衣装も決まりつつあるようです。この「だんだんできて行く感じ」がいいですねぇ。

「創作」前半終了2005/05/14 14:56

 現在創作中の作品はタイトルが「脱獄」。時間は6分程度で、ブレイキングやロッキングなどストリートダンスの様々な動きを取り入れた振付で、これを40人で踊ります。40人のうち25人はこの春ダンス部に入部してダンスを始め、ようやく1ヶ月経ったばかりの1年生です。残りの15人が振付担当の2年と3年です。
 本番は6月18日なのであと1月程度なのですが、来週からは試験週間で部活ができません。なので今日の活動で一段落です。今日は9時半~15時半までを創作にあてました。結局全体の半分程度が出来たといったところです。
 あと5×8と12×8がまだ出来ていない部分です。

 試験終了日の午後から再開なので、それまでは部活はお休みで、その間に個人個人は各パートの練習をします。また衣装の購入や生徒会予算のための部長会議などがあります。