国体のための創作2005/05/15 15:00

 午前中は国体の「収穫」セクションの創作の日でした。

 今年は岡山国体があります。国体の開会式の式典ではダンスの作品が上演されるのですが、県内の様々なダンスや体操や新体操やバトンなどに携わる人が参加して作品を創り上げます。
 このうち、高校のダンス部が集合して作るパートは高校生が踊るのですが、県内のモダンダンスや現代舞踊の関係者が集まって創作するパートがあります。就実大学が中心となって創作している「豊かな収穫」というパートがそれなのですが、色々な縁があって僕自身はそのパートに参加することになっています。

 4月10日から創作を開始していて少しずつその形が見えてきているのですが、今日は、4分少々の作品うちの3分の1がほぼ明らかになりました。最初の走り込みの仕方や、中ほどの振付、そして後半の移動などが徐々に決まりつつあります。
 ただ、本番の桃太郎スタジアムは、普段練習をしている、就実大学体育館アリーナの3.5倍あります。移動時間も3.5倍程度かかるはずで、そのあたりの様子の違いを把握しながら動きを考えなくてはならないので、大変です。

 出来たところまでをビデオで撮影したので、これからその内容を解析して、実際のモモスタでどの程度移動の時間などがかかりそうかなどを計算して、次回の練習の参考資料にするのが僕の役目。
 物理が専門っていうことは、ダンス的にはそういうことなのだなぁとしみじみと感じています。自分としては当たり前のことをしているつもりなのですが。

 衣装も決まりつつあるようです。この「だんだんできて行く感じ」がいいですねぇ。

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